- 英語面接で何を言えばいいか分からず、頭が真っ白になりそうで不安
- 挨拶・自己紹介・志望動機・逆質問…場面ごとの「使えるフレーズ」を一度に確認したい
- フレーズを読んでも、本番で口から出るか自信がない
英語面接でいちばん怖いのは、質問に詰まって沈黙し、それだけで評価を落とすことです。ただ、英語面接は流れがほぼ決まっているので、挨拶から締めまで、場面ごとの「型」と定番フレーズを先に押さえておけば、本番でも慌てず話をつなげられます。
この記事では、挨拶・自己紹介・志望動機・強み弱み・逆質問・締めまで、面接の流れ順にそのまま使えるフレーズと日本語訳を回答例つきで並べます。聞き取れないときやとっさに詰まったときのリカバリー表現、オンライン面接の注意点まで1本で確認できます。そして、フレーズを「読んで終わり」にせず、声に出して本番で口から出る状態まで仕上げる練習手順も紹介します。面接全体の準備の進め方から知りたい人は、英語面接の対策ガイドもあわせてどうぞ。
英語面接のフレーズは「流れ順に、聞いて声に出して」覚える
英語面接は、日本語の面接とほぼ同じ順序で進みます。挨拶から始まり、自己紹介、志望動機、強み弱み、逆質問、締めへと流れていきます。よく聞かれる質問はパターン化されているので、場面ごとに型を持っておけば怖くありません。

大切なのは、面接官が見ているのは英語力そのものではなく「一緒に働けるか・この仕事に合うか」だという点です。だから、どの質問にも結論を先に言い、理由や数字を1つ添えると評価されやすくなります。フレーズはこの型を運ぶ器だと考えると、覚える意味がはっきりします。
面接開始で使える挨拶・スモールトークのフレーズ

第一印象は最初の数十秒で決まります。日本の面接と違い、英語面接では受け身の姿勢がマイナスに映ることがあるので、自分から明るく挨拶しましょう。
- Good morning. Thank you for taking the time to meet with me today.(おはようございます。本日はお時間をいただきありがとうございます)
- It's a pleasure to meet you. I'm [名前].(お会いできてうれしいです。[名前]と申します)
- I've been looking forward to speaking with you today.(本日お話しできるのを楽しみにしていました)
冒頭で「How are you?」と軽く聞かれることもあります。ここで一言で終わらせず、前向きな気持ちを添えると印象が上がります。
- I'm doing well, thank you. A little nervous, but excited to be here.(おかげさまで。少し緊張していますが、来られてうれしいです)
笑顔で、相手の目を見て話すこと。この一手間だけで、その後の会話がぐっと進めやすくなります。
自己紹介・志望動機・強み弱みのフレーズと答え方
ここが面接の中心です。質問の意図をつかみ、型に沿って答えるだけで、伝わり方が大きく変わります。場面ごとに見ていきましょう。
自己紹介(Tell me about yourself)への答え方
面接官が知りたいのは、あなたの経歴と目標が「この仕事にどう結びつくか」です。趣味や年齢の羅列ではなく、現職→実績→志望をひとつの流れで話します。
I'm currently a [職種] at a [業界] company.
For the past [数] years, I've [主な仕事や実績].
I'm now looking for [前向きな理由], which is exactly what this role offers.
NG回答
My name is Ken. I'm 29 years old. I like traveling and playing tennis.
高スコア回答
Thank you. I'm a sales representative at an IT company, where I've managed key accounts for the past three years. I especially enjoy building long-term relationships with clients. I'm now looking for a more global environment, which is exactly what this role offers.
自己紹介をもっと掘り下げたい人は、英語面接の自己紹介で構成のパターンを確認してください。
志望動機・転職理由のフレーズ
志望動機では、企業への関心と、自分のスキルがどう活きるかをセットで伝えます。転職理由は必ず前向きな言い方にし、給料や人間関係の不満は避けます。
- I applied for this position because I want to use my [スキル] in a more global environment.([スキル]をより国際的な環境で活かしたく、応募しました)
- I was impressed by your company's work on [事業や商品], and I believe I can contribute with my background in [分野].(御社の[事業]に感銘を受けました。[分野]の経験で貢献できると考えています)
- I've learned a lot in my current role, and I'm now looking for a new challenge where I can grow further.(現職で多くを学びました。今は、さらに成長できる新しい挑戦を求めています)
NG回答
My current salary is low, and I don't get along with my boss.
高スコア回答
I've grown a lot in my current role, especially in sales. I'm now looking for a role where I can work more globally and take on bigger challenges.
転職の英語面接にしぼった準備は、英語面接(転職)の進め方でくわしく解説しています。
強み・弱み・実績を数字で伝えるフレーズ
強みは「強み+それを培った経験」、弱みは「短所+改善中の取り組み」の順で話すと安定します。実績は、抽象的な言葉より数字を1つ入れるだけで説得力が上がります。
- My biggest strength is staying calm under pressure and keeping the team focused on results.(私の強みは、プレッシャーの中でも冷静に、チームを成果に集中させられることです)
- I tend to take on too much myself, but I've been working on it by delegating and setting clearer priorities.(抱え込みすぎる傾向がありますが、仕事を任せ、優先順位を明確にして改善中です)
- In my last role, I increased repeat orders by 20% by redesigning our follow-up process.(前職では、フォローの仕組みを作り直し、リピート受注を20%伸ばしました)
実績は次の型に当てはめると、短くても伝わります。
In my previous role, [状況や課題].
I [自分がとった行動].
As a result, [数字を入れた成果].

逆質問と締めの挨拶で好印象を残すフレーズ

面接の終盤では「何か質問はありますか?」とほぼ必ず聞かれます。ここは志望度をアピールできる場なので、2〜3個は用意しておきましょう。会社案内に載っていない、一歩踏み込んだ質問が効果的です。
- What does success look like in this role in the first six months?(この役割では、最初の半年でどんな状態が成功と言えますか)
- Could you tell me more about the team I'd be working with?(一緒に働くチームについて、もう少し教えていただけますか)
- What are the next steps in the process?(今後の選考プロセスを教えてください)
Do you have any questions for us?回答例を見る回答例を閉じる
Yes, thank you. What does success look like in this role in the first six months? I'd also love to hear more about the team I'd be joining.(はい、ありがとうございます。この役割では、最初の半年でどんな状態が成功と言えますか。あわせて、参加するチームについても伺えればうれしいです)
最後は感謝と意欲をひと言添えて締めます。
- Thank you very much for your time today. I really enjoyed our conversation, and I'm even more excited about this opportunity.(本日はお時間をありがとうございました。お話しできて楽しく、この機会にますます魅力を感じています)
逆質問のバリエーションは、英語面接の逆質問にまとめています。
聞き取れない・言葉に詰まった時のリカバリーフレーズ

本番では、質問が聞き取れなかったり、答えに詰まったりする瞬間が必ず来ます。いちばん危険なのは「分かったふり」です。あらかじめ立て直しの表現を用意しておけば、慌てずに済みます。
聞き返し・言い換えをお願いする表現
聞き返しは1回までなら評価に響きません。あいまいなまま見当違いに答えるより、はっきり確認するほうが誠実に映ります。
- I'm sorry, could you say that again?(すみません、もう一度おっしゃっていただけますか)
- Could you rephrase the question, please?(質問を言い換えていただけますか)
- Just to make sure I understand — are you asking about [確認したい内容]?(確認ですが、[内容]についてのご質問でしょうか)
- I'm sorry, I didn't catch the last part.(すみません、最後の部分が聞き取れませんでした)
考える時間を稼ぐつなぎ言葉
答えがすぐ浮かばない時は、沈黙するより、ゆっくりつなぎ言葉を言って、その数秒で答えを組み立てます。
- That's a great question. Let me think for a second.(良い質問ですね。少し考えさせてください)
- Well, there are a few things I could say, but the main one is...(そうですね、いくつかありますが、いちばんは…)
- How can I put it...(何と言えばいいでしょうか…/言い換えを探すとき)
うまく言えなかった時は、Let me rephrase that.(言い直させてください)と一言おいて仕切り直せば大丈夫です。
英語講師 | TOEIC 980 / TOEFL iBT 106 / IELTS 7.5(CEFR C1)/ 海外大学院合格
Saki面接でいちばんもったいないのは、長い沈黙です。完璧な文を探して黙り込むより、That's a great question. Let me think for a second. とゆっくり言い、その数秒で答えを組み立てましょう。聞き取れなかった時も、分かったふりは禁物。I'm sorry, could you say that again? と正直に聞き返すほうが、かえって誠実に映ります。
答えに詰まった時の立て直しは英語面接でうまく話せないとき、とっさに言葉が出ない時は英語がとっさに出てこないときもあわせて読んでみてください。
オンライン面接で使えるフレーズと注意点

オンライン面接では、通信トラブルへの一言を用意しておくと落ち着けます。焦らず、丁寧に確認しましょう。
- Can you hear me okay?(声は聞こえていますか)
- I'm sorry, you cut out for a second. Could you repeat that?(少し音声が途切れました。もう一度お願いできますか)
- Sorry, I think there's a slight delay.(少し通信の遅延があるようです)
環境面では、次の点を事前に整えておくと安心です。
- 画面ではなくカメラのレンズを見て話す(目が合っている印象になる)
- 対面と同じくフォーマルな服装にする
- 静かで明るい場所を選び、余計なものが映らない背景にする
- 開始前にマイク・スピーカー・回線を必ずテストする
フレーズを「使える」状態にする練習はお手本を聞く→まねて声に出す→録音チェック
ここまでのフレーズは、読んで覚えるだけでは本番で口から出ません。「意味が分かる」と「口から出る」はまったく別だからです。差がつくのは、声に出した回数です。

やり方はシンプルです。1つのフレーズを、次の3ステップで回します。1問あたり1〜2分でかまいません。
- お手本を聞く — 正しい発音や間の取り方を、まねる元にする
- まねて声に出す — 同じフレーズを、自分の情報に置き換えて何度も口に出す
- 録音して聞き比べる — 早口・棒読み・詰まりに気づき、その場で直す
毎日少しずつでも、この3ステップを回すうちに、フレーズが「口から勝手に出る」状態に変わっていきます。
一人での練習の組み立て方は、英語スピーキングの独学法も参考になります。
よくある質問(FAQ)
フレーズは丸暗記でいいですか?回答例を見る回答例を閉じる
丸暗記だけだと、早口や棒読みになりやすく、少し質問を変えられると崩れてしまいます。型(結論→理由→具体例)を覚え、そこに自分の経験を当てはめて、声に出して練習するのがおすすめです。フレーズは「暗唱する台本」ではなく「話を組み立てる部品」として使いましょう。
発音に自信がなくても大丈夫ですか?回答例を見る回答例を閉じる
面接官が見ているのは、発音の完璧さより「内容が伝わるか」です。ゆっくり、結論から話せば十分伝わります。もし聞き返されても、あわてず言い換えれば問題ありません。細かい発音より、間を取って落ち着いて話すことを優先しましょう。
聞き取れなかったら不合格になりますか?回答例を見る回答例を閉じる
いいえ。1回聞き返すことは減点にはなりません。むしろ、分かったふりで見当違いの答えをするほうがマイナスです。Could you say that again? と丁寧に確認する姿勢は、誠実さとして評価されます。
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