- TOEFLとIELTSのスピーキング、どっちが難しいのか分からない
- toefl スピーキング と ielts スピーキング 対策 の違いを整理したい
- 自分に合う試験を、難易度だけでなく形式との相性で判断したい
この記事では、toefl vs ielts スピーキング を形式・採点・必要スキル・向いている人・対策法という5つの観点から比較して解説します。
実は、どちらが難しいかは一概には決まりません。苦手の種類によって難しさの感じ方がまったく変わるため、「どっちが簡単か」という問い自体があまり意味を持ちません。
最後まで読むと、自分の苦手タイプに合った試験選びの判断軸が手に入ります。
- TOEFLとIELTSの難しさは試験の上下ではなく、形式との相性で決まる
- 時間制約と構造化が苦手ならTOEFLが重く、対面会話が苦手ならIELTSが重い
- 自分の苦手タイプを先に整理してから試験を選ぶのが最も確実
TOEFLとIELTSのスピーキング比較表


まずは全体像を一覧で把握します。細かい違いに入る前に、どこで難しさが分かれやすいかを表で見る方が整理しやすいです。
| 観点 | TOEFL iBT | IELTS |
|---|---|---|
| 相手 | コンピューター(マイクに録音) | 面接官との対面対話 |
| タスク数 | 4問(Independent 1問 + Integrated 3問) | 3パート(Part1〜Part3) |
| 所要時間 | 約16分 | 約11〜14分 |
| 準備時間 | 15〜30秒(タスクによる) | なし(その場で回答) |
| 解答時間 | 45〜60秒(タスクによる) | 制限なし(Part2は1〜2分) |
| 統合タスク | あり(読む・聞く・話す) | なし(話すのみ) |
| 採点方式 | 0〜30点(4段階×4問) | 0〜9のバンドスコア(0.5刻み) |
| 難しく感じやすい点 | timing、情報整理、即答 | 対面の緊張、会話の広げ方 |
| 合いやすい人 | 構造化して答えるのが得意 | 対話の流れで話すのが得意 |
ポイントは、「どちらが上か」ではなく「どちらの形式が自分に合うか」で考えることです。TOEFLは時間内に答えをまとめる力が必要で、IELTSは面接官とのやり取りの中で自然に会話を続ける力が求められます。
TOEFLスピーキング採点基準を読むと、TOEFLで何が見られるかがつかみやすくなります。IELTS側のPart1の雰囲気はIELTS Speaking Part1の記事も参考になります。
比較記事で大切なのは、勝ち負けを決めることではありません。自分がどの場面で崩れやすいかを見つけることが、試験選びの第一歩です。
TOEIC 980 / TOEFL iBT 106 / IELTS 7.5(CEFR C1)/ 海外MBA取得
形式の違い -- どこで難しさが分かれるか

toefl vs ielts スピーキング の比較で最も重要なのは、内容の難しさそのものより「どう答える試験か」の違いです。形式の違いが、難しさの感じ方を大きく左右します。
TOEFLの形式と難所
TOEFLでは、15〜30秒の準備時間で答えの骨格を作り、45〜60秒で話し切る力が必要です。特にIntegrated Task(3問)では、読んだ内容と聞いた内容を統合して話す必要があるため、情報処理のスピードが問われます。
構造を先に作り、その中に内容を入れる感覚が重要です。TOEFLスピーキング対策ロードマップを読むと、この構造重視の感覚がつかみやすくなります。
IELTSの形式と難所
IELTSは3パート構成で、面接官とのやり取りの中で自然に話す力が問われます。
- Part1: 日常的な質問に短く答える(4〜5分)
- Part2: トピックカードを見て1〜2分間話す(準備1分)
- Part3: Part2に関連した抽象的な質問について議論する(4〜5分)
Part2やPart3では、ある程度まとまった量を話しながら相手の存在も意識する必要があります。IELTS Speaking Part2の記事を見ると、長めに話す感覚も分かりやすいです。
難しさが分かれるポイント
| 苦手なこと | 重く感じやすい試験 |
|---|---|
| 短時間で構造を作る | TOEFL |
| 読む・聞く・話すの統合処理 | TOEFL |
| 対面の緊張、人前で話す | IELTS |
| 会話を自然に広げる | IELTS |
悪い例
TOEFLは機械相手だから簡単、IELTSは人相手だから難しい
良い例
時間制約と構造重視が合うか、対話形式と会話展開が合うかで判断する
どちらも英語力だけでなく、形式への相性が大きく影響します。英語そのものは同じくらいでも、時間制約に強い人はTOEFLの方が安定しやすく、面接で自然に話せる人はIELTSが合いやすいことがあります。
時間に追われるのが苦手ならTOEFLが重く感じやすく、人と対面で話すのが苦手ならIELTSが重く感じやすいです。難しさの正体は、形式との相性で決まる部分が大きいです。
採点とスコアの見え方はどう違うか
スコアの見え方も、TOEFLとIELTSではかなり違います。ただし大切なのは、数字だけで単純換算しないことです。
TOEFL iBTのスコア体系
TOEFLスピーキングは0〜30点で採点されます。各タスクが0〜4の5段階で評価され、それを換算して30点満点になります。採点観点は「流暢さ」「発音」「文法・語彙」「内容の展開」「トピックとの関連性」です。
構造がしっかりしていれば安定してスコアが出やすい反面、時間切れや構成崩れは直接的に減点につながります。TOEFLスピーキング採点基準の記事を読むと、録音をどう見直すかまでつながります。
IELTSのバンドスコア体系
IELTSは0〜9のバンドスコアで、0.5刻みで評価されます。4つの観点(流暢さと一貫性・語彙力・文法の幅と正確さ・発音)が個別に採点され、その平均がスピーキングのバンドスコアになります。
面接形式のため、対話の自然さや広がりも評価に影響しやすい印象があります。
スコア比較の注意点
| 比較の見方 | TOEFL | IELTS |
|---|---|---|
| スコア形式 | 0〜30点(点数管理しやすい) | 0〜9バンド(0.5刻み) |
| 練習の見直し | 録音で構造や明瞭さを確認しやすい | 対話の自然さや展開力も重要 |
| 比較時の注意 | 点数だけで相性を判断しない | バンドだけで話しやすさを判断しない |
TOEFLで必要になる構造化の速さと、IELTSで必要になる対話の自然さは、数字だけでは比較しにくい部分です。スコア全体の感覚はTOEFLスコアガイドが参考になります。TOEFLスピーキング15点・20点・25点の記事もあわせて読むと、TOEFL側で得点帯ごとに何が壁になりやすいかが見えやすくなります。
どんな人にTOEFLが向いているか
次のような人は、TOEFLのスピーキングが合いやすい可能性があります。
- 短時間で構成を作るのが得意、または抵抗が少ない
- コンピューター相手の方が気が楽で、自分のペースで話せる
- 読む・聞く・話すをまとめて処理することに抵抗が少ない
- timingを意識した練習が苦ではない
- 型に沿って答える方が安心する
TOEFLでは、限られた時間の中で「何を先に言うか」を決める感覚がかなり重要です。自由会話よりも、型の中に答えを入れていく方が得意な人には合いやすいです。TOEFLスピーキングテンプレート記事も、型の作り方を整理するのに役立ちます。
TOEFLが重く感じやすいケース
逆に、次のような場合はTOEFLが重く感じやすいです。
- 時間に追われると頭が真っ白になりやすい
- 構成を先に決めるのが苦手で、話しながら考えたい
- コンピューターに向かって話すのが不自然に感じる
- 読む・聞く・話すの同時処理が苦手
ただし、苦手だから絶対に向かないという意味ではありません。timingと構造は、慣れるほど安定しやすい部分です。TOEFLスピーキング難易度の記事や初心者向け記事を読むと、自分がどこで詰まりやすいか整理しやすくなります。
TOEFLが向いている人は、英語が特別うまい人というより、「時間の中で形を作る」ことに抵抗が少ない人です。型を覚えれば安定しやすいのがTOEFLの特徴でもあります。
どんな人にIELTSが向いているか
次のような人は、IELTSのスピーキングが合いやすい可能性があります。
- 面接形式でも比較的落ち着いて話せる
- 会話の流れに乗る方が自然に感じる
- 少し長めに自分の考えを話す方がやりやすい
- 抽象的な質問にも対話的に答えやすい
- 人と話す方がモチベーションが上がる
IELTSは、面接官とのやり取りそのものが試験体験になるため、人と話す方が自然に力を出しやすい人には合いやすいです。Part1からPart3への流れを楽しめる人にとっては、コンピューター相手より話しやすく感じることもあります。
IELTS Speaking Part1の記事やPart3の記事を見ると、その対話性もイメージしやすいです。
IELTSが重く感じやすいケース
一方で、次のような場合はIELTSが重く感じやすいです。
- 対面の緊張が強く、人の視線があると話しにくい
- 相手の反応があると焦りやすい
- 会話を広げるより、決まった時間で答える方が楽
- Part2のように1〜2分まとまって話すのが苦手
IELTSが向いているかどうかは、英語力だけでなく「対話型の試験で自然に話せるか」にかなり左右されます。
悪い例
IELTSは会話だから楽そう
良い例
対面の緊張や会話の広げ方が自分に合うかを先に確認する
TOEFLとIELTSで対策法はどう変わるか

対策法もかなり変わります。toefl スピーキング と ielts スピーキング 対策 は、同じ「話す練習」でも重点が違います。
TOEFL対策の重点
TOEFLでは、timing・構成・情報整理の速さが重要です。具体的には以下の練習が有効です。
- テンプレートや型を使い、15〜30秒の準備時間で骨格を作る練習
- 45〜60秒で話し切るタイムトライアル
- 読んだ内容・聞いた内容を統合して話すIntegrated Task対策
- 録音して構造や明瞭さを振り返る
TOEFLスピーキングテンプレート記事や対策ロードマップがそのまま使いやすいです。
IELTS対策の重点
IELTSでは、自然な会話展開・質問への広げ方・対面的な受け答えの安定感が重要です。
- Part1では短く的確に答える練習
- Part2では1〜2分間まとまって話す練習
- Part3では抽象的な質問に対話的に応じる練習
- 人を相手にした模擬面接(オンライン英会話も有効)
IELTS Speaking Part2の記事は、長めに話す練習に役立ちます。
対策の違いまとめ
| 観点 | TOEFL対策 | IELTS対策 |
|---|---|---|
| 重点 | timing、構造、情報整理 | 会話展開、自然さ、受け答え |
| 練習の中心 | 録音、時間管理、テンプレ運用 | 対話練習、長め回答、即応 |
| 効果的な練習法 | 一人で録音→振り返り | 人を相手にした模擬面接 |
| 崩れやすい点 | 時間切れ、構成崩れ | 緊張、話の広げ方不足 |
悪い例
どちらもスピーキングだから同じ練習でよい
良い例
試験形式に合わせて練習の比重を変える
TOEFLは「短時間で組み立てる力」、IELTSは「相手に合わせて広げる力」が出やすい試験です。同じスピーキングでも対策法が変わるのは自然なことです。
こんな比較のしかたは危険 -- よくある失敗6つ
TOEFLとIELTSを比較するとき、次の失敗はかなり起こりやすいです。
- どっちが簡単かだけで決める -- 簡単さは人によって変わるため、この問い自体があまり意味を持ちません
- スコア換算だけで考える -- TOEFLの点数とIELTSのバンドは単純比較できません。求められるスキルが違います
- 自分の苦手を見ない -- 試験の難易度より、自分がどこで崩れやすいかを把握する方が重要です
- 試験形式との相性を無視する -- 英語力が同じでも、形式との相性でスコアが大きく変わることがあります
- 対策資源の差を見ない -- 日本ではTOEFL向け教材の方が充実しているため、学習環境も判断材料になります
- 口コミだけで判断する -- 「IELTSの方が簡単」という声は、対面に強い人の感想かもしれません
特に危ないのは、「周りがIELTSの方が簡単と言っていたから」「TOEFLは機械相手だから楽そうだから」といった印象だけで決めることです。面接が苦手な人にとってはIELTSの方が重いですし、時間制約が苦手な人にとってはTOEFLが重く感じやすいです。
TOEFLスピーキング難易度の記事に戻ると、自分がどんな種類の難しさで詰まりやすいかを言語化しやすくなります。
悪い例
周りにとって簡単な試験を自分も簡単だと思い込む
良い例
自分の苦手タイプを先に整理してから、形式との相性で判断する
結局どちらを選ぶべきか
最終的には、次の3つで考えるのが現実的です。
| 判断基準 | 確認すること |
|---|---|
| 目的 | 進学先・移住先がどちらのスコアを求めているか |
| 苦手との相性 | 時間制約が苦手か、対面会話が苦手か |
| 対策環境 | 使える教材・練習相手・模擬試験があるか |
もし「短時間の構成」と「コンピューター形式」に抵抗が少ないならTOEFLが合いやすく、対面的なやり取りで自然に話す方が得意ならIELTSが合いやすいです。
ただし、これはあくまで傾向です。最終的には、実際にサンプル問題を解いて自分がどちらで崩れやすいかを確認する方が確実です。両方のサンプル問題を1〜2問ずつ試すだけでも、自分との相性はかなり見えてきます。
TOEFL側で迷っているなら、TOEFLスピーキング対策記事や初心者向け記事に進むと、そのまま学習設計へつなげやすいです。
まとめ
toefl vs ielts スピーキング の難しさは、試験そのものの上下というより、自分の苦手と形式の相性で決まる部分が大きいです。
- 時間制約と構造化が得意ならTOEFLが合いやすい
- 対面会話と自然な展開が得意ならIELTSが合いやすい
- 迷ったら両方のサンプル問題を試して、崩れやすさを確認する
最初の一歩としては、「時間に追われるのが苦手か」「対面で話すのが苦手か」を先に整理し、その感覚に近い方を選ぶのが現実的です。
TOEFL側で対策を進めたい場合は、TOEFLスピーキング対策ロードマップへ進むとそのまま学習計画が立てやすくなります。AIを活用したスピーキング練習に興味があれば、SpeechPassで実際の試験形式に近い練習も試してみてください。





